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ぎっくり腰(急性腰痛症)とは | 整体・マッサージを満足度で選ぶなら渋谷代々木なごみ整骨院 | 代々木上原・代々木八幡

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ぎっくり腰(急性腰痛症)とは

いきなり腰が「ビキッ!」となり、身動き取れないほどの激痛が襲う”ギックリ腰(急性腰痛)。
正式名称は急性腰痛症といい、朝おきた時、重いものを持った時、くしゃみをした時などに急に激痛が走る腰痛のことです。

重いものを持って腰に負担がかかり起こる場合もあれば、何もしてなくても朝起きたら痛くて動けない・・・
なんてことも!
ぎっくり腰は高齢者に多いと思われがちですが、若齢者にもよく起こる症状なのです。

ぎっくり腰(急性腰痛)の起こりやすい状況とその症状

では、どのような時にぎっくり腰になってしまうのでしょうか。

このようにその時の腰への負担が大きい状況から何もしていないという状況まで様々なことでぎっくり腰を起こしてしまいます

通常、重いものを持ったり、急に身体を曲げたりといった要因があればわかりやすいのですが、何もしなくていきなり痛みが出るとかなり不安になる方も多いです。

また、痛みの状態は以下のことが多く挙げられています。

一度痛みを出してしまうと冷や汗をかくほど痛みを感じる方もいたり、靴下を履いたりトイレで下着を下ろす仕草も痛みで困難になったりと日常生活に支障が出てきます。

ぎっくり腰(急性腰痛)の原因

さて、この少し動いただけでも激痛が伴うぎっくり腰ですが、身体の中ではどういうことが起こっているのでしょうか?

その病態として大きく2つに分けられます
ひとつは腰の骨の関節の「捻挫」、もう一つは筋肉の損傷いわゆる「肉離れ」のようなものです。

どのくらいの割合かというと、腰骨の関節捻挫:筋肉の損傷=9:1と圧倒的に関節の捻挫が多いのです。

腰の捻挫の場合

重いものを悪い姿勢で持ち上げたり、急に動いた時などに多く見られます。
腰の関節に大きな負担がかかると、足首を捻挫する時のように腰も捻挫をしてしまいます。

また、このような負担がかからなくても腰やお尻周りの筋肉が凝り固まって伸縮性が悪くなっている時は、筋肉では支えられなくなり負荷が関節にかかり捻挫をしてしまいます。

何も原因が思い当たらないのに急に痛くなってしまったというのはこのような場合です。

腰骨の捻挫はどう動いても痛いです( ; ; )。
関節には神経が豊富なのでちょっと身体を動かそうものならかなりの激痛が身体を走ります・・・

筋肉・筋膜の場合

腰の捻挫と同じように、腰やお尻周りの筋肉が凝り固まって伸縮性が悪くなっている時にちょっとした動きなどで筋肉や筋膜が引きつれを起こし、筋肉や筋膜で痛みを出します。

筋膜は全身を覆っているため、腰だけではなく他の部位が硬くなることによって筋肉の引きつれを起こし、その影響で腰の痛みを出すことがあります。

この場合は、腰が原因ではないので腰だけの施術ではあまり改善しません。

特徴は筋肉の損傷だと筋肉が伸ばされると痛みがあるので前に曲げたりすると痛みが強くなります。

ぎっくり腰の対処法

ぎっくり腰になってしまったら動くのもトイレに行くのも辛いので早くなんとかしたいところですよね。ではこんな時どうしたらいいのでしょうか?

安静にしすぎない

安静にするために横になるのがいいと思われがちですが、じっとしていると動き始める時に痛みがひどくなってしまいます。

痛みがある中にも痛みの波があり、痛めた瞬間のギクっとした激痛からしばらくは呼吸をするもの痛いですが、しばらくすると少しづつ動けるくらいになってきます。
この動ける状態で痛みがひどくならない姿勢で適度に動いているとラクになってきます。

コルセットをする

上記と併せて、コルセットがあればコルセットをして患部の負担を減らしてあげることで悪化を防ぎ痛みの緩和になります。

就寝中も少し緩めにコルセットを着けていると寝返りの時の負担を減らしたり、朝起き上がる時の痛みを軽減することができます。

ぎっくり腰の経過

痛みは自然と軽減する

既述のように、ぎっくり腰になってしまった時にはこのように対処すれば2週間くらいでぎっくり腰自体の痛みは無くなっていきます。

痛みもぎっくり腰になってから2日くらいがピークなので、そこさえ過ぎれば楽になっていきます。

整形外科に勤めていた頃、ぎっくり腰のお客さんのMRI画像を拝見しましたが腰骨の関節に水が溜まっていました。
これはどういうことかというと、腰の関節周囲にかなり炎症が出るのでそれを引かせるために身体の水分を集めて炎症を抑えようと働いてくれているのです。

このように自分自身で治す機能が体には備わっているのです。

ぎっくり腰は繰り返す

しかしここで問題なのが、ぎっくり腰を起こしやすい体になってしまっていることです。
1度ぎっくり腰になったのを皮切りにぎっくり腰を繰り返してしまうということが多く見られます。

それはこのようなことが原因と考えられます。

痛みで筋肉がより固くなってしまうから

関節の捻挫でぎっくり腰を起こしてしまうと身体を支えられないような痛みが出るので、周りの筋肉を硬くして腰骨を支えようとします。

これは防御反応として自然なことですが、ある筋肉が硬くなり過ぎることでかえって悪影響を及ぼし痛みが長引いたり、歩くのが辛かったりすることがあります。

固くなった筋肉をそのままにしておくことでその筋肉の機能が弱まり、何か負荷がかかると筋肉で支えられなくなり関節がダメージを受け再びぎっくり腰になってしまいます。痛みがなくなってもぎっくり腰を起こしたからだは自然にもとの身体には戻りにくいのです。そのため再発を繰り返します。ぎっくり腰はたとえ自然に痛みがなくなっても施術するべき個所があるということです。

もともとぎっくり腰になりやすい状態だから

ぎっくり腰はいつもより重いものを持ったり、持つ時の姿勢が悪くて負担が大きくかかってなるものと、いつもしている行為なのに痛みが出てしまったというものがあります。

いつもしている行為とは例えばくしゃみやしゃがんだり立ったりする時などですが、いつもは平気なのに今回はなぜか痛みが出てしまったということです。

これは日常の姿勢や疲労の蓄積などでいつもの行為すらも耐えられなくなっていたということです。
いつぎっくり腰になってもおかしくない状態になっていたということです。

なので、痛みを出した行為はただのきっかけでしかないのです。
痛みは自然と引いていき、治ったと感じるかもしれません。
ですが、このように体の中では次もぎっくり腰になりやすい状態が続いています。

ぎっくり腰の施術と期間

このように、ぎっくり腰は痛みが引いただけでは本当の意味では治ったとは言えないので繰り返さない体づくりが必要となってきます。

ではどう施術していくのか?といいますと

炎症を抑える

まず炎症を抑えることを行います。
主に電気施術ですが、当院ではスポーツの現場で使われている機械を使い炎症を抑えます。

よく肩こりなどに使われる電気施術とは周波数などが違い、炎症を抑えるのに適しています。


ハイボルテージ施術についての詳細はこちらをご覧ください。

固くなりすぎた筋肉を緩める

次に、炎症があるのは急にはゼロにはなりません。
しかし、痛みがあっても腰に負担がかからない身体の動きができれば激痛は抑えられます。
なので腰に負担がかかり痛みを出してしまう身体の状態を変えていくことをしていきます

痛みで硬くなりすぎた筋肉のリリースをおこなう必要があります。
そうすると歩いて痛みが出ていたのが改善したり身体を動かしやすかったりとかなり改善してきます。

あとはコルセットで固定し負担をかけないように生活をしていただければ3〜5日くらいにはかなり痛みも軽減しています。

ここまでで、期間は約1週間から10日、3回ほど施術を行います。

体の状態を変えていく

痛みがだいぶおさまった後はぎっくり腰になりやすい体の状態を変えていきます。
日常の姿勢や使い方・疲れの蓄積などにより、体の歪みや関節の動きの悪さを引き起こし体に負担がかかる場所を作り出します。

負担がかかっている部分やそれと関連する部分、もっとおおもとのゆがみや関節の動きを施術していきます。


ここからは1週間に1度の施術をしていきます。
状態にもよりますが、3〜4回ほどで状態が安定してくるので、そのあとは月1回のメンテナンスになります。

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